メルボルンで象牙細工など100kgを粉砕処分

世界野生生物の日の「メルボルン・クラッシュ」

 ABC放送(電子版)は、世界野生生物の日に合わせてメルボルン市内で行われた「メルボルン・クラッシュ」の模様を伝えている。

 このイベントは、世界の野生生物保護を訴えるために象牙やサイの角で作られた食器や装飾品を破壊するというもので、象牙、サイの角がワシントン条約で捕獲や売買、貿易が禁じられる前の合法的な製品も含まれており、ABC放送は提供者の姿を伝えている。

 NSW州アーマデール在住のジャニン・ジョセフさんは、1950年代にメルボルンで祖母が使っていた象牙のハンドルのバターナイフを遺産として受け継いだが、10年悩んだ末に提供することを決めたとしている。

 このメルボルン・クラッシュは市内バーク・ストリート・モールで行われ、100kgを超える象牙とサイの角の様々な品物がコンクリート・クラッシャーに投げ込まれた。

 イベント大使として選ばれたファッション・デザイナーのコレット・ディニガンさん、ジェーソン・ウッド・ラトローブ選出議員が宝飾品、装飾品その他の小物を機械に投げ込んでいった。

 2015年にパースの税関で押収された航空貨物の象牙などコンクリート・クラッシャーには大きすぎる品物は後に破壊処分されることになった。

 For the Love of Wildlife創始者で、メルボルン・クラッシュ主催者のドナリー・パットマンさんは、「このイベントは、国内の象牙、犀角の売買を禁じるよう連邦政府に要求するために発足した。国際貿易は禁じられているが、密猟者や密貿易者の活動を停めようとするなら国内の商業売買も禁止しなければならない。アフリカ象は40万頭しか残っておらず、サイは3万頭もいない」と語っている。
■ソース
Ivory crush sees 100kg of horn items destroyed on World Wildlife Day in Melbourne

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