カーペンタリア湾のサイクロン・ノラ夜半から明朝に上陸

ケープ・ヨーク半島の西海岸に向けて移動中

 オーストラリア大陸北部カーペンタリア湾東岸、ケープ・ヨーク半島近くを南東に進んでいる強いサイクロン・ノラは今夜半または明早朝に半島西海岸に上陸する見込みと予報されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 気象庁(BoM)によれば、サイクロンは現在カテゴリー3でカーペンタリア湾北部を南東に移動しており、上陸地点はケープ・キアウィアとギルバート河口の間と予想されている。

 また、「サイクロンは予想されたようなカテゴリー4にになる見込みはなくなったが依然としてカテゴリー3の強い勢力を持っており、特に中心に近い所では風速は時速195kmにも達していると想定される。しかも、この破壊的な風が渦巻いている部分は直径約100kmほどの巨大な地域だ」と予報している。

 さらに、「半島のアウルカンなどの土地ではすでに風雨が強まり始めており、サイクロンが南下するにつれてその暴風圏も南下する。

 アナスタシア・パラシェイ州首相は、暴風が予報される地域の住民に対して、「サイクロンの威力を真剣に考えてもらいたい。できれば構造のしっかりした建物に移ること、また水位が上昇しても浸水しない標高の建物を選ぶこと、できれば1982年以降に建てられた建物を選ぶこと。ただし、今夕に自宅に落ち着いている場合にはそこから離れないこと。今後暴風圏に入る地域の人々の安全を祈っている」と語った。

 州災害対策統括本部長のボブ・ジー州警察副長官は、「住民は困ったことがあればトリプル・ゼロに連絡することができるが、今夜半以降警察、緊急救援隊(SES)、消防救援局(QFES)、医療専門家も出動すると危険な状態になる。風雨も強まり、局地的洪水も予想される。今後2,3日扉も窓も閉ざして籠城状態になることも覚悟しなければならない。動けるようになればすぐに住民の支援のために出動するつもりだ」と語った。
■ソース
Cyclone Nora now expected to cross Queensland coast overnight or tomorrow morning

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