「インフルエンザ・ワクチン少し待って」と豪医師会

接種が早すぎると春先に効力が切れてくると警告

 オーストラリア医師会(AMA)は、「一部の薬局がこの冬のインフルエンザ予防接種を呼びかけているが、予防接種を受けるのはもう少し時期を遅らせた方がいい」と警告している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 よく知られた薬局チェーンは昨季のインフルエンザ大流行で大勢の死者を出したことに言及して宣伝を始めているが、AMAのマイケル・ギャノン全国会長は、「予防接種は時期が重要だ。薬局が宣伝を始めていても臨床的には不適切ではないか。秋口に予防接種を受けると、晩春のウイルス突然変異が現れる頃には免疫が切れてくる」と語っている。

 さらに、「医師は、キャンベラの連邦保健省と連携を取って今年の予防接種プログラムを編成しており、莫大な予算を注ぎ込むプログラムで最大限の効果を挙げること、抵抗力の弱い人々を最大限に守ることを考えている。毎年インフルエンザ・ワクチンが必要になるのは、このタイプのウイルスの突然変異が速いからだ。一部の患者は4月に入るまで待った方がいいし、個人の最適な時期はGPと相談してもらいたい。また、薬局が、無料ワクチンを受けられる人々に早めに予防接種を受けさせて料金を取るというのは許されることではない。65歳以上の高齢者、一部の児童、慢性病患者、妊娠女性、先住民族は無料ワクチンが始まるまで待ってもらいたい。薬局も、GPや、被雇用者向けに無料ワクチンを提供している雇用主のように責任ある態度を取るよう期待する」と語っている。
■ソース
Hold off getting the flu vaccine, AMA says

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