シドニー英国教会派、同性結婚、ヨガなどを禁止

全ての同会派教会敷地内での先住民族儀式も禁止

 シドニーの英国教会派は、同会派のすべての教会の敷地内での同性結婚、ヨガ、先住民族の煙の儀式などを執行することを禁止する措置について投票採決する計画を明らかにした。

 ABC放送(電子版)が明らかにした。

 この採決で動議が可決されれば、英国教会派の教会だけでなく、同教会派系の学校、賃貸不動産、教会ホール、店舗など同教会会派が所有するすべての不動産の敷地において、同性結婚の式およびレセプション、瞑想ヨガ、先住民族の伝統的な煙の儀式などもすべて禁止される。

 これに対して、英国教会信徒のLGBTや先住民族リーダーらは怒りと懸念を表明し、同教会派の動議がこれまで試されたことのない法律問題だけに弁護士も教会会派で動議が可決された場合の成り行きの分析に大わらわになっている。

 英国教会のLGBT信徒の中には、「この動議は教会の敷地から信仰の自由を締め出そうとするものだ」との批判が起きている。

 これに対して英国教会の「信仰の自由リファレンス・グループ」は、「この動議はこれまでの英国教会のドクトリンを明確にするためのものであり、教会の所有財産をドクトリンに反する目的に使ってはならないということだ。政府が婚姻の定義を変更したが、教会のドクトリンは変わっていないため、それを明らかにしなければならなくなった」と反論している。

 さらに、瞑想ヨガについてもヒンズー教由来の瞑想や経が含まれており、また、先住民族の煙の儀式は死者の霊魂がまだその土地に残っているため、その土地を清めるという行為であり、英国教会のドクトリンに反するとしている。

 先住民族グループは、「この動議に先立って先住民族信者の誰にも諮っていない。シドニーは国内でもっとも保守的な教区だ」と反発している。
■ソース
Sydney Anglicans to ban SSM, yoga and Indigenous smoking ceremonies on all church property

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