ペトロール価格高騰にドライバーがボイコット呼びかけ

16万人が反応、「相手違いの見当外れ」の声も

 どこのサービス・ステーションでもペトロール価格は高騰しており、QLD州では1リットルあたり$1.65前後になっている。

 家計を圧迫するペトロール価格高騰に業を煮やしたドライバーが、「今週末に全国で消費者が1日サービス・ステーションをボイコットしてペトロール価格を引き下げさせよう」と呼びかけており、すでに16万人が参加または興味ありの名乗りを挙げている。同時に連邦政府に対して一部の燃料税を停止するよう要求する請願書に署名を集めるという案も挙げている。

 ただし、「ペトロール価格を引き上げているのは個別サービス・ステーション経営者ではなく、多国籍企業の石油会社。サービス・ステーションボイコットは相手を間違えている見当外れの考え」と批判的な声も聞かれる。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 このボイコットと請願書の発案者はQLD州在住のサブリナ・ラモントさんで、「ペトロール価格は1リットルあたり$1.65。もっと安くしてくれなければ。石油のバレル価格とドル価格を比較し、燃料税と消費税を差し引いて、1リットルあたり$1.15が妥当だと思う」と語っている。

 しかし、Australasian Convenience and Petroleum Marketers Association(ACAPMA)のマーク・マッケンジーCEOは、「リットル$1.15はまともな価格じゃない。ペトロールの先週の末端卸売り価格はリットルあたり平均$1.45だった。それに設備の賃貸料、賃金、電気料金などで1リットルあたり平均10セントほどのコストがかかっている。それを1リットルあたり$1.15で売ればサービス・ステーションがリットルあたり40セントの損失を出すことになる。儲けも損失もないトントンの水準ならリットルあたり$1.55程度だ」と語っている。

 また、「この1年間のペトロール価格値上がりは、44%が原油価格上昇、12%が豪ドル安の影響だ。ペトロール価格の45%程度が海外の事情だが、45%程度は連邦の税制が原因だ」としている。
■ソース
National fuel strike: Petrol price pain prompts fed-up motorist to call for fuel boycott

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