交通取締り警察官がドライバーに「中国に帰れ」暴言

ビデオがフェースブックで広まり、NSW警察が調査

 交通取締り警察官がドライバーに「中国に帰れ」と暴言を吐き、それを他のドライバーがビデオ撮影、当の警察官と同僚警察官を問い詰めたが、いずれも、「あんたには無関係」と居直る姿がさらにビデオに撮られ、その一部始終がフェースブックに投稿されると閲覧が100万回に達した。

 NSW州警察も人種差別暴言問題を捨てておけず、警察官の行為の調査を始めた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 12月25日、シドニー都市圏西部カーリングフォード地区での交通検問でトヨタ・カムリを停めた問題の巡査長がドライバーに「どこから来た?」と質問し、ドライバーがなにやら聞き取れない返事をしたところ、巡査長が頭を振って、「中国に帰れ」と発言した。

 これを目撃したシドニー在住のカレブ・ストリクさんがビデオで撮影、フェースブックに投稿した。

 巡査長は、「停止 警察」と書かれた標識を示し、「これが読めるか?」と訊いた後、ドライバー側の窓からドライバーを突いた。

 ストリクさんはさらに道路反対側の駐車場で問題の警察官を人種差別暴言で問い詰め、「あんたはドライバーをこづき、中国に帰れと言った。ビデオに撮影してある」と言ったが、巡査長は、「あんたとは何の関係もないこと。とっとと行け。うるさくつきまとうな」と発言している。そこで、ストリクさんが振り返り、そこにいた女性警察官に、「巡査長がドライバーをこづき、人種差別暴言を吐いたのを見ただろう?」と質問すると、女性警察官は「それがあんたとどういう関係があるの?」と返答している。ストリクさんは、「そんなことがあってたまるか。あんた達は警察官だろう?」と発言している。

 このビデオが100万回を超える閲覧を記録し、ソーシャル・メディアでは警察官に対する怒りのコメントが殺到し、ストリクさんの行為を称賛する投稿も多いと報じられている。
■ソース
NSW Police investigate video of officer appearing to tell driver ‘go back to China’ during traffic stop

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