シドニーの大晦日花火大会見物客に土砂降り

ハーバー周辺に陣取った人々に雷と大雨

 シドニー・ハーバー周辺の公有地各所には大晦日の花火大会見物のために12月30日から場所を確保するために座り込んでいる人達がいる。また31日も朝から市民が場所取りに集まってきている。

 しかし、大晦日の午後にはシドニー・ハーバーその他の地区を雷を伴う大雨が襲った。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 主催者は、花火点火に変更も遅延もないと発表しており、場所取りの見物客はポンチョや傘で雨をしのいでいた。

 今年のシドニー恒例花火大会には150万人の人出が予想されており、ハーバー各所に設置されたハシケなどから合計8.5トンの花火が打ち上げられる。打ち上げも現在ではコンピュータ化されており、18台のコンピュータ、総延長60kmのケーブルを使って各所に設置された花火が音楽とシンクロして点火される。

 花火見物一等地のミセス・マコーリーズ・チェアへの道は、31日午前10時までゲートで閉鎖されており、開門と同時に州立美術館前から1kmの道のりを一斉に走り出す人達の姿があった。

 また、ロイヤル・ボタニック・ガーデンには50時間前から並んでいる人もいたと伝えられている。

 各地の救急隊、警察は、大晦日の人出に、「市民には大いに楽しんでもらいたい。安全に注意すること、飲酒は適度に、また仲間の面倒を見ること、薬物には近寄らないこと」などを呼びかけており、特に違法薬物については、この1か月間の音楽フェスティバルなどで違法薬物の過剰服用や不純物のために4人が亡くなっており、そのほかに大勢が中毒症状で病院に運ばれている。

 また、警察は制服私服警察官に加えて麻薬犬も動員して取り締まりを強化しており、反社会行為、暴力などに加えて飲酒薬物運転取り締まりも行っている。また、各州都のイベント区域ではゲートや防犯ビデオを設け、所持品検査も行っている。

 また、動物愛護団体の「Lost Dogs’ Home」は、犬などのペット動物は花火の音におびえる傾向があり、心理的な動揺を来すことがあるため、犬は安全で安心でき、花火の音を遠ざける場所を与えるよう呼びかけており、また、犬がおびえて逃げ出した場合のことも考えておくよう繰り返している。
■ソース
Sydney New Year’s Eve revellers hit by heavy rain after camping overnight to see fireworks

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