QLD州、タウンズビルのダム危険水位で放水路開放

下流水害被災地区などの住民に避難命令発令

 QLD州北部では集中豪雨が続いており、各地に洪水の被害をもたらしている。さらに、タウンズビルのロス・リバー・ダムは満水状態になっており、放水路を全面開放した。そのため、すでに水に浸かっている地区を含め、下流の21地区住民に避難命令が発令された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 タウンズビルは雨が7日連続で降り続けており、同地の記録を更新している。その上にダムの放水が毎秒1,900立米加わるため、ロス川下流の洪水は避けられない。

 タウンズビル・カウンシルは、Rosslea, Hermit Park, Railway Estate, Townsville City, Oonoonba, Idalia, Cluden, West End, Rowes Bay, Garbutt, Aitkenvale, Cranbrook, Currajong, Mysterton, Pimlico, Mundingburra, Douglas, Annandale, Kirwan, Thuringowa Central, South Townsvilleの各地区に緊急避難命令を発令した。

 ジェニー・ヒル・タウンズビル市長は、「ダムは水位が43mに達すると自動的に放水路の門が開く。川岸近くの人は直ちに高台に移動するよう」住民に呼びかけ、州警察も、「状況は刻々と変化しており、放水が始まれば速い流れは非常に危険な状態になる」と警告している。しかし、市長は、再三の避難命令に動こうとしない住民の住宅のドアを警察官らがノックして避難命令を伝えなければならないことにいらだちを語っている。

 また、州緊急救援局(SES)QLD北部地域は、「救援を必要とする人達への態勢は整っている」と発表、アナスタシア・パラシェイ州首相も、住民に向けて当局の通報に耳を傾けるよう求めている。

 タウンズビル空港はすでに閉鎖されており、離着陸のフライトはすべて欠航している。

 また、2月3日、気象庁(BoM)は、4日以降の気象予報として、モンスーン低気圧がボウエン周辺からゆっくりと南に、また西はヒューエンデン、ガルフ・カントリーに向けて伸びており、インガムからボウエンにかけて、もしくはマッカイまでにかけての地域に大雨、強風、洪水が予想されると発表した。
■ソース
Townsville dam spillway gates open fully, with flood zone facing further inundation

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