アフガニスタンの豪兵戦争犯罪暴露兵士自殺

2001年以来400人を超える元将兵の自殺

 豪軍特殊部隊員がアフガニスタンでアフガニスタン人男性を即決処刑同様に殺害し、その事実を隠蔽していたとして、隠蔽に協力したとする元兵士、ケビン・フロスト氏(45)が3年前にABC放送の取材で告白した。

 12月16日、ABC放送(電子版)は、フロスト氏の自殺を伝えた。

 2001年以来400人を超える現役または退役の豪軍将兵が自殺している。

 先週、フロスト氏はWA州バッセルトンの自宅から姿を消し、先週末に家族が、フロスト氏は発見されたが残念なことにすでに亡くなっていたと発表している。

 最近になってスコット・モリソン連邦首相が、「来年には帰還兵士の自殺に対する特別調査委員会を設立するつもりだ」と発表したばかり。

 2016年、フロスト軍曹は、ABC放送のテレビ・インタビューに応えて、「アフガニスタンで捕虜殺害事件の隠蔽に協力した。その事件では、私が捉えた捕虜が処刑、殺害された。殺害した豪軍特殊部隊員が捕虜の腕を縛っていた手錠を切ったことと射殺したこととどちらが先立ったのかは、私は見ていなかったから分からない。見たくなかったから、私がよそを向いたところで銃声が聞こえ、捕虜は前額部を射ぬかれていた」と語っている。

 その1か月後、アフガニスタン戦争中の戦争犯罪容疑捜査を始めていた豪軍監察官に対して事件の詳細を証言した。

 現在、NSW州のポール・ブレレトン判事が秘密調査を始めており、現在の段階ではどのような結果になるのかはまったく分からない。

 フロスト氏の遺族の広報担当者は、フロスト氏が東チモールに駐留していた当時に豪軍兵士に試験投与していた抗マラリア剤のメフロキン投与を受けており、その副作用で悩んでいたと発表している。
■ソース
Australian commando Kevin Frost, who raised Afghanistan war crime allegations, found dead

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