「直接物資を送ってこないで」と被災地の悲痛な声

山積する個人の救援物資は「二次災害」の危険も

 今回のブッシュファイア被災地には同情した市民から救援物資が直接送られてきており、NSW州の災害対策機関はこれを「二次災害」と呼び、被災地でも、「善意はありがたいが扱いに困るので物資を直接送ってこないでほしい」と懇願している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 被災者にとってもっとも有用な寄付は現金だが、ブッシュファイア被災地には市民から玩具、衣料、家具などが送られてきており、建物内に山積みになっていることがある。

 NSW州のOffice of Emergency Management (OEM)の広報担当官、ジェレミー・ヒルマン氏は、「ブッシュファイアの後始末に追われている人々が、善意で寄付されたものの、被災地でもとりあえず必要としない玩具、衣料、家具の扱いに困っている。このような物資が山積みになると二次災害を引き起こす可能性もある。人々の善意が意図せずブッシュファイアの危機から立ち直ろうとしている人々にストレスを押しつける結果になっている。被災地では受け取った物資の置き場にも困り、物資を選別したり、人々に送り届ける人手もない」と語っている。

 さらに、「被災地の一部は食料、水、その他の品目を必要としているが、被災者を助けたいなら現金がベストだ。しかも、被災者は、寄付された不要な物資のために集まるところもなくなることがある。州内の被災地のどこに行っても同じありさまだ」と語っている。

 この一週間、歌手や映画俳優がブッシュファイアに言及して巨額の寄付を発表していることもあって、現金の寄付が集まってきている。

 歌手のピンク、映画俳優のニコール・キッドマンらがそれぞれ50万ドルの寄付を約束し、コメディアンのセレステ・バーバーの呼びかけでは4,000万ドルが集まった。大晦日の花火大会以来、Red Cross Disaster Response and Recovery Fundには3,500万ドルの浄財が寄せられており、今週から、住宅を失った人々に$5,000の救済資金受給申請処理を始めることになっている。
■ソース
Plea for people to stop donating goods directly to ‘overwhelmed’ fire-affected communities

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