NSW州政府、「中国帰りの子供に自宅待機要望」

他の中国系保護者から政府に陳情

 新型コロナウィルス感染者は震源の中国を中心として4,000人を超え、死者も106人に対している。

 一方、1月28日、NSW州政府教育省は、「夏休みの間、中国に帰っていた児童生徒は帰国から2週間は登校しないでいい。自宅待機するように」との要望を出した。

 先には主としてシドニー都市圏の中国系児童生徒の保護者から、「中国に帰っていた子供を隔離して欲しい」との陳情の出されていたことが報道されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 新型コロナウィルス感染の潜伏期間は最大14日といわれており、そのため、中国帰りの児童生徒には2週間の自宅待機期間が要望された。また、教育省ではカソリック系や一般の私立学校にも同様の措置を指示するとしている。

 NSW州のTAFEを含めた州立学校はいずれも1月29日が始業式になっており、ブラッド・ハザード保健相とセーラ・ミッチェル教育相は、「ヒトからヒトへの感染リスクは非常に低いが、潜伏期間を考えた安全策として自宅待機」を要望しているが、子供を家から出さないようにとは教育省からの要望であり、命令ではないとしている。また、「子供を人の集まる場所に連れて行かないようにすることで社会を支えることになる」としている。

 中国系児童生徒の保護者がこれまでにオンラインの署名陳情を州政府に提出しており、一部の中国系保護者は、今回の疫病蔓延に対する連邦、州政府の反応が不適切と批判しており、中国からの航空機でオーストラリアに到着した乗客もすべて2週間隔離すべきだと主張している。

 年末年始の夏休みに中国に里帰りする中国系児童生徒の家族も多く、それを知っている中国系保護者の間から不安の声があがった。
■ソース
Coronavirus: NSW Government asks children who travelled to China to not return to school

 幌北学園 blancpa novel-coronavirus nichigowine  kidsphoto

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