ダイアモンド・プリンセス帰りのWA州の男性死亡

政府チャーター機で帰国後に発症、妻も陽性

 横浜港に停泊しているダイアモンド・プリンセスから豪政府のチャーター機でダーウィンの隔離収容所に帰還した男性(78)がパースの病院で死亡した。オーストラリア国内でコロナウイルス感染症初の死亡患者が出たことになる。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 また、男性の妻(79)もコロナウイルス感染症を発症しており、病院に隔離されている。

 WA州政府のアンドルー・ロバートソン主席医務官が発表した。

 2人は横浜港で3,700人を超える船客・乗員とともに同船に隔離されていたが、船内の発症者が増える状況で豪政府チャーター機でダーウィンに戻った164人に含まれている。

 WA州の男性がもう一人横浜港で陽性と判定され、日本の病院に収容されているが、死亡した男性は帰国後まで陰性判定だったが、隔離収容所で発症し、パースのサー・チャールズ・ゲアドナー病院に移され、陰圧室で隔離治療を受けていた。

 ロバートソン主席医務官は、「病院に収容されている女性の容体は安定している。女性は夫の死の直前に面会して話もできたが、当然、非常に気落ちしている。二人のプライバシーを尊重するようお願いしたい」と発表している。

 また、男性の家族も2月29日夜に電話や隔離病棟のガラス越しで男性と話すことができた。男性は帰国後、隔離収容所に入っている時に発症、陽性判定を受けており、パースの病院でも陰圧室に隔離されており、一般社会に広がるおそれはないと語っている。

 3月1日、グレッグ・ハント連邦保健相は、男性の家族に哀悼の言葉を述べた後、「ウイルスが世界的に広がっている現在、オーストラリア国内でも発症例が増えることは避けられない。毎日、連邦政府は州、準州の保健当局者と協議し、ウイルス対策を連日新たにしている」と語った。
■ソース
Australian dies from coronavirus COVID-19 in Perth after infection on Diamond Princess ship

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