コロナウイルス不安でオーストラリアでも買いだめ

各地でスーパーマーケットの商品棚が空っぽに

 コロナウイルスのパンデミック宣言は「もしもではなくいつかだ」とメディアで報道しており、パニック買いでオーストラリア国内各地のスーパーマーケットで食料や生活必需品の棚が空っぽになる騒ぎが広がっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 買いだめが始まっているのは缶詰食品、トイレット・ペーパー、医療用品などで、専門家は、「パニック買いをせず、パンデミックに備えたロング・ライフ食料や生活必需品を「パンデミックに備えた備蓄」として揃えるよう勧めている。

 また、持病などのある人は必要な医薬品を備蓄しておくようにと勧められている。

 オーストラリア国内でも患者が3人増えており、患者の出た国も60か国を超えている。

 QLD大学の感染症学のイアン・マッケイ教授は、「パンデミックは数週間から数か月続く。いずれはオーストラリアでも感染が広がる。世界中に広がることになり、避けることはできない。しかし、パニック買いすることはない。必要な物とそうでない物を考え、来たるべき時に備えるようにした方がいい。食品、乾燥食品、ドライ・フルーツ、処方箋があればそれも少し補充しておいた方がいい。何が起きるかを想定してそれに備えるようにすべきだ。それに、オーストラリアではまだまだ時間があるので落ち着いて考えるようにした方がいい」と語っている。

 また、「今後、スーパーマーケットは生活必需品や保存食品を多めに補充するだろうから、必要な物資を補充することを考えよう」と語っている。

 ウールワースが声明を発表し、「長寿命食品の需要が高まっている。そういう商品は流通センターから多めに流通させるようにしている。また、メーカーにも働きかけて納入量を確保するよう求めている」と述べている。コールズでは、「抗菌ハンドウォッシュやサニタイザーが不足しているが、各店舗への流通を増やしており、長寿命食品や衛生用品には特に力を入れている。また、メーカーとも協議し、商品を絶やさないように努める」と述べている。アルディではトイレット・ペーパーが払底していると語っている。

 また、マスクが薬局からもハードウエア・ショップからも消えていると報告されている。
■ソース
Coronavirus fears prompt shoppers to stock up on essential items, stripping supermarket shelves

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