NSW州のコロナウイルス患者、77人に増える

保健当局、「警戒を怠らないように」と呼びかけ

 3月11日から12日にかけてNSW州のコロナウイルス感染者数は65人から77人に増えた。また、NSW州首相は、大規模な集会について制限するかどうかは今後検討すると発表している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 世界保健機関(WHO)がコロナウイルスの「パンデミック」宣言をしたことについて、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、「パニックになる必要はないが、これまで以上に警戒してもらいたい。生活を大きく変える必要はないが、これまで通りでいいということでもない。よく警戒してもらいたい」と語っている。

 NSW州政府のケリー・チャント主席医務官は、「NSW州内の感染者のほとんどは海外でウイルス感染しており、また、32人は、その後感染が明らかになった患者が感染源だった。しかし、最近の感染患者12人のうち4人は感染源がつかめていない」と語っている。

 「昨日、海外旅行していない患者を調べた。その患者達には詳しく質問して、これまでに明らかになっている患者が感染源かどうかを確かめた」と語っている。

 さらに、「NSW州では9,000人以上を検査しており、それだけ感染経路を狭めることができた。海外を見れば分かるが、検査件数は非常に低い、従って、死者が出るまでウイルスの広がりをつかめない状態になっている」と語っている。

 また、「最近、海外に行ったことがあるかないかに関わらず、気分がすぐれない人は人の集まるところを避けた方がいい。また、インフルエンザ様の症状があれば家に閉じこもっていることが大事だ。ただし、人の集まるイベントを禁止したり、休校を決めるのはオーストラリア政府間協議会(COAG)の保健大臣の仕事だ」と語っている。 感染経路不明の4人については今後さらに発表されることになっている。
■ソース
Coronavirus cases in NSW increase to 77 with public advised to ‘be alert’

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