ボンダイ・ビーチ、海水浴客でごった返し、閉鎖処置

コロナウイルス蔓延感染源になる危険憂慮

 突然夏の陽気が舞い戻ってきた3月20日、シドニー東郊ボンダイ・ビーチに海水浴客が押し寄せ、「屋外で500人を超える群衆のイベント」を禁止する連邦政府のコロナウイルス防止ガイドラインに反したため、NSW州政府はボンダイ・ビーチ区域の閉鎖措置を行った。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ガイドラインでは、社交距離ルールとして、「屋外では500人以上が集まる不要不急のイベント、および屋内では100人以上が集まり、座って動かない不要不急のイベント」が禁止され、さらに、「他の人と1.5mの距離を保つこと、握手や抱き合っての頬へのキスなどは家族に限定すること、喫茶店などでは客1人あたり4平米の面積を保つこと」などが挙げられている。

 ボンダイ・ビーチ区域の閉鎖措置は臨時措置であり、社交距離ルールが守られない場合には他の海水浴場でも適用されるようになる。

 NSW州政府のデビッド・エリオット警察相は、3月21日午後も閉鎖するよう命じている。

 ボンダイ・ビーチの大群衆の画像がオンラインに掲載されるとバイラルになり、広く批判を呼び、さらにはグレッグ・ハント連邦保健相ら政治家や保健関係官僚の叱責を招いた。

 ハント大臣は、「社交距離ルールではほとんどの国民が責任ある態度を取っているにもかかわらず、ごく一部の者のボンダイ・ビーチのような行為は許容しがたい」と語っている。

 さらには、ボンダイ・ビーチを管轄するウェーバリー・カウンシルも海水浴客を「身勝手」と批判し、中にはボンダイ・ビーチを「コロナ・ビーチ」と改称しようという皮肉もあった。

 ポーラ・マッセロス・ウェーバリー市長は、「ボンダイ・ビーチの海水浴客の行為は無責任であり、社会全体にリスクをもたらす行為だ。人混みに出かける必要がなければ家にいなさい」と発言している。
■ソース
Bondi Beach closed over crowds amid coronavirus pandemic

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