NSW州の医療従事者に雑言、つば、応対拒否など

病院管理者「病院外では医療用制服着ないよう」

 日本でも病院職員が「ウイルスをばらまいている」との偏見で差別されるなどの事件が報道されているが、オーストラリアでも根拠のない偏見に基づく雑言やいやがらせ、暴力行為、差別が報道されている。医療従事者は自分達の命をかけて社会の大勢の人の命を救おうと懸命に働いているのに社会の一部の者がその医療従事者を苦しめようとすることにはNSW州政府のブラッド・ハザード保健相が、「容認できない行為。オーストラリア国民のすることではない」と非難している。また、各病院の管理者が、「スクラブ(医療用制服)を着たまま病院外に出ない」よう呼びかけている。

 NSW州看護師助産師組合)(NMA)は、「ロイヤル・ノース・ショア病院のICU看護師は制服のまま電車に乗ったところ暴力を受けた。また、他の看護師は仕事帰りにコールズに寄ったところ、大声でがなられた」と報告している。

 ウェストミード病院では、看護師がスーパーマーケットのレジや喫茶店、給油所で応対を拒否された、また、ペンリスのマクドナルドのドライブスルーでは妊娠中の助産婦が、IDカードで無料コーヒーを受け取ろうとしたところ、後の車から、「ウイルスをばらまくな!」と怒鳴られている。

 また、ウイルス検査を受ける患者の暴力事件も起きており、キャンベルタウン病院では患者がわざと顔に向けて咳をしたり、シドニー病院ではつばを吐きかけられている。

 また、ABC放送は、医療職員とのシェアをいやがる市民が多いため、部屋を借りるのが難しくなっていると報道している。

 ハザード大臣は、「多くの市民が、心ない少数者の行為を容認しない毅然とした態度を明らかにすべきだ」と語っている。
■ソース
NSW nurses told not wear scrubs outside of hospital due to abuse over coronavirus fears

 幌北学園 blancpa novel-coronavirus nichigowine  kidsphoto

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