健康食生アーモンドで病気に

ウールワース、汚染製品をリコール

 バラ科の植物、アーモンドはもともと有毒だったが、品種改良の結果、無毒な食用アーモンドが広まったといわれている。しかし、果肉などには梅と同じく、青酸が含まれている。それ以外にもナッツ類は保存上の問題からカビなどの有害物質が繁殖しやすい。最近、生アーモンドが健康食としてもてはやされてきているが、食中毒には気をつけたい。

 10月28日、オーストラリア全国でこれまでに30人ほどの人が食中毒で不快症状を訴えており、共通しているのは、いずれも生アーモンドを食べてから症状が出ていること。これまでの調査では、患者の症状から、製品の生アーモンドがサルモネラ菌に汚染されていた可能性が高いとされている。サルモネラ菌は鶏卵や食肉が汚染されやすいが、ネズミやゴキブリを媒介にすることが多く、その他の動物や人間の保菌者を媒介にすることもある。いずれも糞便を通して伝染する。

 このサルモネラ中毒多発を受け、スーパーマーケット大手のウールワースはホーム・ブランドの生アーモンドを全国リコールした。また、WA州保健省は、「州内では3人が発症している。サルモネラ中毒の症状は下痢、発熱、腹部のこむら返りなど。また、このような症状が現れた人は必ず医師の診断を受けるよう呼びかけている。

 ウールワースでは、「ホーム・ブランドの生アーモンドをリコールしたのはあくまでも安全策だ」として、リコール対象になっているウールワース・ブランドの生アーモンドは、袋に賞味期限(best before date)が、05/02/13、06/04/13、07/04/13、12/04/13のいずれかの日付になっている商品。(NP)

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