シドニーのダンス・パーティで死者

警察は「ドラッグ・ゲームの疑い」と発表

 シドニー首都圏西部ホームブッシュ・ベイのオリンピック・パークで開かれていたダンス・パーティ「A State of Trance」で、19歳の男性が死亡した。
2月9日付ABC放送電子版が伝えた。
 このダンス・パーティには16,000人が集まっていたが、数人が病院に運ばれた。警察は、「男性グループがドラッグの服用を競うゲームをしていたが、亡くなった男性がこのゲームに参加していたかどうかは不明」と発表している。男性はメディカル・スタッフの手当てを受けた後、重体で病院に運ばれ、亡くなっている。検視解剖と薬物検査が行われ、検視法廷への証拠がまとめられる予定。アーンクリフ在住の20歳の男性も病院に運ばれ、重体だが生命維持装置で安定している。その他にも4人が違法薬物と思われる薬物を飲み、病院に運ばれ、23人がイベント会場内で救急隊員の手当てを受けた。

 その他にも3人がダンス・パーティ会場内で違法薬物を提供した容疑で逮捕された。オーバンとグリーネーカー在住の男2人(いずれも20歳)、ビクトリア州在住の男(21)が、MDMAなど違法薬物の起訴相当量以上所持の現行犯で逮捕された。また、少量薬物所持など法律違反通告を受けた者は多数にのぼっており、起訴件数は40件にのぼっている。

 NSW州警察のフランク・メニリ副長官は、「警察官の巡回で目立つ取締を行っても薬物関連の犯罪をなくすことは難しい。警察と音楽イベント主催者は入場客が安全に楽しむよう努力しているが、1人が死亡し、1人が今もウエストミード病院で重体になるという事態を防げなかった」と声明を発表している。

 警察では、改めて違法薬物の危険を訴えているが、ドラッグの危険を訴えるキャンペーンを続けているウィル・トレゴニング氏は、「オランダでの試みでは、強硬な取締よりも現場で薬物を分析して見せ、薬物が危険なまがいものであることを見せた方が効果があると報告されている」と語っている。
■ソース
19yo dies at Sydney dance party, five hospitalised: Police probe drug-taking game

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