輸入ミックス・ベリーでA型肝炎の疑い

全国的に冷凍パッケージをリコール

 2月14日、Nannaブランドの冷凍ミックス・ベリー・パックの全国リコールが発表された。

 同日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 リコールされたのは同ブランドの1kg袋で、A型肝炎ウイルスに汚染されている可能性が判明したため、スーパーマーケットの店頭からもすべて回収された。VIC州にある発売元のPatties Foodsでは、「購入者は食べずに購入した店に持参し、全額払い戻しを受けてもらいたい」と発表している。

 販売店にはすでに通知が出されており、2月16日には全国の新聞に掲載される。このベリーの原料は中国とチリから輸入されたもので、ベアンズデールのPatties Foodsで袋詰め出荷されている。また、同社では、「これは消費者の安全と健康を第一に考えた自主的リコール。また、VIC州保健省とA型肝炎ウイルス汚染の可能性について検討した結果、保健省の勧告で全国リコールとしたが、あくまでも安全を第一に考えた策」と発表している。

 Nannaブランドの他の製品には影響はなく、ミックス・ベリーは主としてウールワース、コールズ、IGAスーパーマーケットで販売されている。

 A型肝炎は、衛生の行き届かない地域で多く発生し、ウイルスで汚染された糞便が手や器具、水、食べ物について広がる。VIC州保健局医務官のドクター・ローズマリー・レスターは、「過去のA型肝炎大発生では冷凍ベリーが原因とされたことがある。ただし、このウイルスの伝染はまれで通常はA型肝炎が蔓延する地域に旅行して感染するというのが普通だ。しかし、これまでの発症例から、この製品だけが共通しており、外国旅行や同じレストランで食べるなどしていない人が発症している。また、潜伏期間が長い疾患であり、過去50日以内に同製品を食べた人は、発熱、食欲不振、嘔吐感、黄だん、尿の色が濃くなる、眼が黄色くなるなどの症状に注意してもらいたい」と発表している。
■ソース
Frozen mixed berries recalled across Australia over ‘Hepatitis A link’

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る