夕刻のジョージ・ストリートに100人以上が避難
1月2日夕刻、シドニーの中華街に近いヘイマーケットのジョージ・ストリートでビル火災があり、100人以上が避難し、3人が煙を吸うなどして病院に運ばれた。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。
同日午後5時頃、ジョージ・ストリートとライトレールの交差点角のビルから自動火災警報が消防署に入り、直ちに消防車が出動した。
火元のキャピタル・スクエアは1階にパブやレストラン、2階にコンピュータ・ショップが入居するビルでグレッグ・ランキン消防司令は、「消防署員が建物に入ったところ、厨房のオイル・バットの廃油が燃えており、火が建物のダクトを通して広がっていた」と発表している。
さらに、「火はスプリンクラーでほとんど消し止められたが、最終的に消防署員が完全に鎮火させた」としている。
この火災で、警報が鳴り響くと同時に店員や客100人ほどが建物から避難した。そのうち3人が煙を吸い込んでいたため、救急車でそれぞれ別々の病院に運ばれたもの。
建物の火は消し止められ、消防署員が再出火を防ぐため、現場の可燃物をぬぐい去る作業を行ったが、周囲に噴き出した煙が他の建物の自動火災報知器を作動させた。
この火事でジョージ・ストリートの他、キャンベル・ストリートがピット・ストリートとジョージ・ストリートとの間の区間で通行止めになった。
■ソース
Three taken to hospital after blaze on George Street in Sydney