メルボルンの歩行者大量死傷事件犯人身許判明

薬物、暴力行為の犯罪歴を持ち、保釈中の犯行

 1月20日、VIC州メルボルンの都心部で起きた乗用車が歩道を暴走し、20人以上の歩行者をはね、4人を死なせた事件の運転者は、ディミトリアス、ことジェームズ・「ジミー」・ガーガソウラス(26)と発表された。ガーガソウラスは違法薬物乱用、暴力行為の犯罪歴を持ち、また、精神障害を負っており、事件時も家庭内暴力、自動車窃盗などを含む犯罪容疑でセント・キルダで逮捕され、保釈中だった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 1月20日も、ウィンザー地区のローリー・ストリートで母親と住んでいる公営住宅で兄弟のアンジェロと口論になってアンジェロを刺している。

 また、犯行に使った車も同じ公営住宅の一室に住んでいるギャビン・ウィルソンさん(76)の所有で、1月18日、ガーガソウラスが聖書を持ってウィルソンさん宅を訪れ、聖書に火をつけてそれをウィルソンさんの顔に投げつけ、さらにウィルソンさんを殴り始めた上で車のカギを奪っている。

 ガーガソウラスは子供を持っており、最近になってフェースブックに宗教、神、サタン、天国と地獄などについて投稿するようになった。1月16日には、「暴虐に宣戦を布告する。汝ら犬どもは私を信じるか、奴隷となって生きるかの2つの選択肢があるだけだ」などと書いている。

 警察では、「乗用車暴走事件はテロとは無関係」と発表している。

 その奇矯な言動が1月20日にはとみに激しくなっており、朝には公営高層住宅の自室でナイフを振り回すのが他の部屋の住人に目撃されている。

 20日朝には、兄弟を刺した後、女性1人を人質に取って盗んだ車で逃走、警察は他の道路利用者の安全を考慮して追跡を中止していた。
■ソース
Bourke Street driver identified as James ‘Jimmy’ Gargasoulas

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