アデレードの女性、コロンビアで薬物密輸で逮捕

「ヘッドフォンのパッケージ預かったつもりだった」

 SA州アデレード出身の女性がコロンビアからオーストラリアに帰る空港でドラッグ所持で逮捕された。女性は拘留されているが、女性と電話で話した家族は、「人を疑うことを知らない娘ははめられた」と語っている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 女性は、キャシー・セインズベリーさん(22)で、4月12日、コロンビアの首都ボゴタのエル・ドラド国際空港からオーストラリアへの飛行機に乗ろうとして、X線検査で荷物から5.8kgのコカインが発見され、逮捕された。

 家族は、「キャシーはナイーブすぎる」と語っているが、有罪になると懲役最高25年が科せられ、経験者は、「コロンビアの刑務所はオーストラリアの刑務所のようなわけにはいかない」と警告している。

 キャシーさんの母親がKIIS FMラジオに語ったところによると、キャシーさんが帰る日に、親しくなった男がホテルに訪ねてきて、『ヘッドフォンをまとめ買いすると安くなる』と言いながら、黒いプラスチックに包まれたパッケージをキャシーさんに預けた。キャシーさんは中身を調べようともせず、自分のバッグにその包みをしまい込んだ。あまりにもナイーブすぎる」と語っている。

 家族が雇ったアデレードの弁護士は以前にも海外でドラッグ関係で起訴されたことのあるオーストラリア人の弁護人を務めたことがあり、「罪状認否で有罪を認めると半年ほどで裁判が始まり、刑期も短くなるが、認めなければ3年から4年は裁判も始まらず、有罪になると量刑も重くなる。また、人権弁護士のスティーブン・ケニー弁護士は、「このような裁判の場合3万ドル程度かかる」と語っている。

 母親は、「キャシーは、自分はやってない。ここから出してと泣き叫ぶばかり。地球の反対側で逮捕されて、誰も何も助けてくれるものはない。何の罪もない若い娘にこういうことをして、娘ばかりか家族の生活まで狂わせてしまう。こんなことを誰ができるのか、腹が立って仕方がない」と語っている。

 姉妹のカーラさんによると、キャシーさんはアデレードでパーソナル・トレーナーの仕事をしているが、コロンビアにはワーキング・ホリデーで旅行していた。家族は、裁判費用のためにオンライン・キャンペーンを始めた。

 また、家族は、キャシーさんが郡部消防局(CFS)でボランティアをしていたと語っているが、CFSでは、キャシーさんは過去3年間、ボランティアをしていないと答えている。(Ratei)
■ソース
Cassie Sainsbury: Adelaide woman arrested for drug trafficking in Colombia was framed, family says

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