「これまで飛行機を救助したことがなかった」

ウルトラライト・プレーン、海水浴場に不時着

 12月23日朝、QLD州サーファーズ・パラダイスの海岸に2人乗りのウルトラライト・プレーンが不時着した。幸い搭乗者にも海水浴客にも死傷者は出なかった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ウルトラライト・プレーンは胴体の外被もなく、オートバイのような風防と骨組みに座席が取り付けてある程度のごく軽量の飛行機で前後2人が乗れるようになっている。海岸に近いジェイコブズ・ウェルの滑走路から離陸したが空中でエンジン不調を起こし、無動力の滑空状態でゴールド・コーストのビーチに緊急着陸した。

 事故当時ビーチの監視をしていたゴールド・コースト・ライフ・ガードのジェームズ・ドーナンさんは、「15年間、ビーチのパトロールをしてきて、大勢の人を救助したが、飛行機を救助したことはこれまで一度もなかった」と語っている。

 飛行機は、ノースクリフ・サーフ・ライブ・セービング・クラブ(SLSC)とブロードビーチSLSCの中間のあたりで、海水浴客から50mほど離れたところに不時着、ライフ・セーバーのトラクターで砂浜から引き出された。

 操縦していたマーク・ウォーターフォードさんは、「12年間頻繁に飛行してきたが、このような不時着を予想したことはなかった。クリスマスより一足早くエンジンが休みたくなったのだろうか。ビーチから100mほど、500m程上空で突然エンジンが停まった。離陸すれば着陸しなければならないし、たまたまそこが砂浜だっただけだ。もし、ビーチに人が多ければ海面に着陸するつもりだった」と語っている。

 サーフ・ライフ・セーバーと緊急救助隊がウォーターフォードさんを手伝ってウルトラライト・プレーンを解体し、砂浜から引き出すのを手伝ったが、ドーナンさんは、「助けがなければ飛行機を引き出すだけでも大変だったろう」と語っている。

 一方、ウォーターフォードさんは、「この飛行機の修理が済むまで誰かに借りるしかないだろうな」と語っており、機体は破損していないが、エンジンのチェックや修理が済むまで飛べず、民間航空安全局(CASA)に事故報告しており、CASAの調査が行われる予定。
■ソース
Ultra-light plane lands on Gold Coast beach after engine failure

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