ケアンズで女性達が「夜を取り戻そう」行進

動物好きのコーディングリーさん殺害事件に抗議

 10月22日、QLD州ケアンズとポート・ダグラスの中間のワンゲティ・ビーチで動物好きのトヤ・コーディングリーさん(24)が犬の散歩に出た後、翌朝に他殺死体で発見された事件は、女性に対する性暴力殺人事件として社会にショックを与えており、警察でも解決に全力を挙げていることが伝えられ、事件現場地区住民に任意でDNA提供を求めるなどしている。

 10月26日夜には、ケアンズで女性や子供を主体に700人ほどが集まり、女性に対する暴力や性犯罪を根絶し、誰でも安心して夜も歩けるよう訴える「夜を取り戻そう」行進を行った。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 参加者はコーディングリーさん殺害事件に対して、悲しみ、不安、怒りを訴えており、また、無力感を感じている人も多く、行進に参加することで連帯感を取り戻そうしている。

 コーディングリーさんの学友だったこともあるカービー・ミッチェルさんは、「大勢の人が心理的に傷ついている。どうしてこれほど大勢の人が苦しまなければならないのか。世の中が変わらなければならないと訴えるためにここに人々が集まった」と語っている。

 また、ヤラバー・アボリジニ・グループのリーダー、エルベリナ・ジョンソンさんは、「コーディングリーさんの死は他人事ではない。夜を取り戻すだけではない。昼も取り戻したい。着たい物を着て、やりたいことをやれるようでなければならない」と語っている。

 このイベントはコーディングリーさん殺害事件の前から計画されていたが、「ケアンズ性暴行被害者救援」のジョージア・ババツィコスさんは、事件をきっかけにして大勢の人々が支援に立ち上がったと語っている。

 警察によると、10月21日午後零時から午後1時頃まで、コーディングリーさんはケアンズのラスティーズ・マーケットで働いており、その後、青のミツビシ・ランサーで立ち去っている。そこから自宅に一旦戻っており、午後1時30分頃にワンゲティ・ビーチ方面に車を走らせており、午後2時前にクリフトン・ビーチを移動しており、その後、ワンゲティ・ビーチの南駐車場に車を停めている。

 コーディングリーさんの遺体を捜索隊が発見しており、連れていた犬はつながれたままで無事で発見されている。
■ソース
Toyah Cordingley: Hundreds march in Reclaim the Night rally in Cairns

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