40年前の迷宮入り事件の再捜査さらに新事実

若い女性失踪同時期同地域で誘拐未遂多発

 NSW州警察は、1978年、当時18歳のトゥルディ・アダムズさんがヒッチハイク中に行方を絶った事件の再捜査を始めており、当時女性がヒッチハイクしていた地域で14件の暴行、誘拐未遂事件が起きていたことが新たに明らかになった。また、当時のサーフィンの若者を主題にした映画にアダムズさんが主人公の1人として出演していることも明らかにされた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 フィルムはスティーブ・オットンさんの「Highway One」という作品で、アダムズさんがシドニーのノーザン・ビーチで行方を絶つ少し前に撮影され、長年忘れられていた。

 ABCTVのシリーズ番組・ポドカースト、「Unravel」で、アダムズさん失踪事件を捜査している「Barrenjoey Road」制作チームがこのフィルムを発掘した。

 アダムズさんは、1978年6月24日にニューポート・サーフ・クラブからヒッチハイクで自宅に向かったまま行方を絶っている。当時、その事件捜査はNSW州の行方不明者捜索で最大規模になり、それ以後も4回にわたって再捜査が行われている。

 「Highway One」は、アダムズさんが失踪する1年前に撮影され、アバロン・ビーチで友人といるところなど数場面に彼女の姿が写されている。

 その映画には脚本はなく、サーフィン界の若い出演者がその場で展開していく手法を取り、オットンさんは、アダムズさんを、「いつもハッピーな人だった。きらきらと輝いていた」と語っている。

 また、アダムズさんの子供時代からの友人、リアン・ウィアさん、アニタ・スターキーさんは40年間、アダムズさん失踪と取り組んでおり、アダムズさんに何が起きたのか明らかになる日の来ることをあきらめていず、情報を持っている人が名乗り出てくる日も近いと考えている。

 「Highway One」の発見で当時何かを見聞きした人の記憶がよみがえるのではないかと期待されている。一方、警察は1971年から1978年にかけてノーザン・ビーチで連続して起きた強姦事件がアダムズさん失踪事件と関わりがあるのではないかと見直しを始めている。

 10月にUnravel」のポドカースト捜査が始まって以来、7人以上の女性がABC放送に連絡し、1970年代にノーザン・ビーチで起きた性暴行未遂事件について詳しい内容を話している。
■ソース
Unravel podcast unearths long-lost film showing carefree life of teenage girl missing for 40 years

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