NSW州南西端州境で2人殺害、容疑者負傷

4歳児の前で自分の母親射殺、兄も射殺

 VIC州北西部の町で82歳の女性が射殺体で発見され、さらに125km西のNSW州の町でも男性が射殺され、もう1人の男が銃創を負って倒れているのが発見された。女性が殺害された民家には4歳の親戚の幼児がいたが無事。負傷した男は2人の殺害の容疑者で、病院で警察の監視下にあるが、元ウェントワース・シャイアの副郡長で現VIC州スポーツ射撃協会ミルデュラ支部長と報道されている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 殺人容疑者はポール・コーズ(58)で、地元ではよく知られた人物であり、住民は衝撃を受けている。

 10月30日午後零時30分頃、VIC州の町、ミルデュラに近いレッド・クリフスでベット・コーズさん(82)の射殺死体が発見された。警察発表によると、事件当時、4歳の少年がコーズさんの自宅にいたが、事件を目撃したかどうかを調べている。

 コーズ容疑者は、さらに不動産鑑定士(55)1人を連れて125km西のNSW州の町、ルーファスの兄の家に行き、まず不動産鑑定士を縛った後、兄のレイ・コーズさん(63)を射殺、そのまま逃走した。

 不動産鑑定士は警察に通報し、午後3時頃、警察は事件現場付近で、胸に自分で射った銃創を負うポール・コーズ容疑者を発見した。

 コーズ容疑者はメルボルンの病院に警察の監視下に収容されており、重体。一方、不動産鑑定士は終始自分の意思に反してコーズ容疑者に連れ回され、縛られた上に兄弟殺しを目撃しており、「深く精神的外傷を負っている」と発表されている。

 兄弟は屋根・建設などいくつかの事業を共同経営していたが、経済問題で争っていたとされている。また、スポーツ射撃協会は、「ミルデュラの事件に大きなショックを受けている。会長は勤勉なメンバーであり、多大な貢献をしてきた。家族に哀悼の意を捧げたい」と発表している。

 コーズ容疑者は2012年にウェントワース・シャイアの議員に選ばれ、副郡長を務めていたが2015年に郡長との軋轢が高まり、辞職、次期選挙で郡長に立候補すると発表していた。また、農業のかたわら、レーク・ビクトリアで宿泊所も経営していた。
■ソース
Valuer tied up at one scene, child found at another in family shooting

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る