州政府、オパール・タワー亀裂問題に調査命じる

州政府の簡略建築認可制度適用の高層アパート

 12月24日、シドニー・オリンピック・パークの複数の高層アパートメント・ビルの一つ、オパール・タワーの構造内で怪音がした後、建物と周辺の住民合わせて3,000人が避難した事故は建物が歪んで部屋のドアが開かなくなり、警察官がドアをこじ開けて住人を救出する騒ぎになった。翌日からはほとんどの住民が帰宅を許されたが、建物の10階が大きく破損しており、一部の住民はまだ帰宅できず、めども立っていない。

 事故のあったビルは保守連合州政府が建築認可手続きを簡略化した建物であり、州政府が建物の調査を命じたが、調査結果次第で今後責任問題が焦点になる可能性がある。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 建物は8月にオープンし、1寝室1浴室で$620,000、2寝室2浴室で$935,000の価格で分譲されたばかりであり、専門家は新築の建物がそれほど大きく破損した原因について首をかしげている。

 建物の10階の廊下の壁が崩れており、レーザーを使った測量では建物が1mmから2mm程度動いている。また、全戸数の3分の1にあたる51戸が構造的に安全性に欠けると判断されており、大勢がクリスマス・シーズンに避難民暮らしを強いられている。

 オリンピック・パークの高層アパートはEcove社が1億6,500万ドルを投じて開発した建物で、周辺の3棟の高層アパート・ビルも同社の開発物件。同社のバッサム・アフラク取締役は、事故のあった建物が「高品質」であり、業界基準をはるかに上回っていると語っており、鹿島建設が所有するIcon社が設計建築に全面的な責任を負っていると語った。
■ソース
Sydney Opal Tower crack photos emerge as NSW Government launches investigation

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