NSW、100万ドルのベビー・ミルク窃盗犯罪団摘発

中国の豪州産配合粉乳需要の大きさに眼をつけ

 シドニーの各所からベビー・ミルクを盗み出し、中国の闇市場で売りさばくことでわずか1年間に100万ドルの利益を得ていた窃盗犯罪集団が検挙され、7人が逮捕された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 捜査は今後も続けられるとしている。

 捜査を指揮しているダニエル・ドハティ警視は、「この強欲を動機にした破廉恥な犯罪は何年も続けられてきたようだ。この犯罪は強欲からあぶく銭を稼ごうとしただけでなく、オーストラリアの国内の乳幼児を持つ親に不利益をもたらし、さらには乳幼児が必要としているベビー・ミルクを奪ったのであり、また、オーストラリア市民を踏みつけにして海外の市場を利用した大々的な犯罪集団だと考えている。今後もこのような犯罪の摘発を続けていく」と語っている。

 また、「過去何年にもわたって何千回もベビー・ミルクが中国に向けて発送されているが、過去1年だけでも100万ドル相当の出荷があった」としている。

 1月19日午前10時30分頃、オーストラリア国境警備部(ABF)職員は、中国から到着した31歳の男をシドニー国際空港で逮捕した。男はシドニー都市圏北西部カーリングフォード在住。ABF職員は逮捕前に男の荷物を検査し、犯罪贓物売買など2件の容疑で起訴した。

 5か月前にも警察がカーリングフォードの民家を捜索し、ベビー・ミルク4,000缶、ビタミン、マヌーカ蜂蜜、現金25万ドルを押収、48歳の女を逮捕している。

 他にも、29歳の女、35歳、53歳、42歳の男3人を逮捕している。

 ドハティ警視は、大手小売業者からの詳しい情報で犯罪集団を突き止めることができた。今後も逮捕者が出ると語っている。
■ソース
Police charge six people over alleged $1m baby formula ring in Sydney

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