「不審な動きの武装した乗客」との通報で乗客避難

メルボルン・フラッグスタッフ駅でバスカーを見まちがい

 3月28日朝、メルボルン都心部フラッグスタッフ駅から「武器を持ったテロリストがいる」との乗客の通報でアサルト・ライフルを持った警察特殊部隊が出動して駅を制圧、乗客全員を避難させた。しかし、武器を持った乗客は見つからず、安全が確認されたとして封鎖を解除した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 居合わせた通勤者は、同駅では大勢の乗客がマス・パニックに陥り、おびえて泣き出す者や家族に電話し、別れを告げる者もいたと証言している。

 一方、記者発表した警察のジェイコブ・ブゲジャ警部は、「ダッフル・バッグに楽器を入れたバスカーのミュージシャンが演奏前の深呼吸をしていたところ、他の乗客が不審な行動を勘違いし、しかもダッフル・バッグにはライフル銃が入っていると思い込んだらしい。大勢の乗客が警察にいろんな話を通報してきたが、どれも、電車の中で不審な動きをする者がいるという内容だった。バッグを持っているが中身は分からないと言うし、怪しげな動きだというので警察に通報しておこうという気持ちになったらしい」と語っている。

 ある通学生は、「電車がフラッグスタッフ駅に停まった時はおかしいと思わなかったが、5分ほどすると、自動小銃を抱え、機動隊の盾を持った特殊部隊がプラットフォームで「電車に戻れ」と怒鳴り、電車に乗り込んできたため、マス・パニックが起き、床に伏せる者や『銃を持った者がいる』と大声で叫ぶ者もいた。隣にいた女性は非スリックになり、携帯電話で家族に電話し、別れを告げていた。何が起きているのか分からず。テロリストの攻撃だと思っていたらしい」と証言している。

 その後、「警察官が、『全員立ち上がり、手を頭の上に挙げて電車から降り、一列行進で駅の外に出るよう』指示したと語っている。

 グレアム・アシュトン警察長官は、「重大事件出動チーム(CIRT)が列車内を捜索したが問題になるような物は見つからなかった」と発表している。
■ソース
Melbourne Flagstaff train station declared safe after reports of armed passenger prompt evacuation

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