タリバンに囚われていた豪人と米人、3年ぶりに解放

ア政府勾留のタリバンと捕虜交換交渉妥結

 アフガニスタンでタリバンの捕虜になっていたオーストラリア人のティモシー・ウィークス、アメリカ人のケビン・キング両氏の解放交渉は、アフガニスタン政府などが勾留していたタリバン・メンバーとの捕虜交換交渉がようやく妥結し、2人は3年ぶりに解放された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ウィークス、キング両氏はアフガニスタンの首都カブールで教職に就いていたが2016年に誘拐され、タリバンの捕虜になっていた。その後、2人の解放について水面下で交渉が進められていたが、最近になってようやく報道が解禁され、アフガニスタン政府に囚われていたタリバン副リーダーの弟などとの交換で妥結した。

 タリバンとアフガニスタン警察双方が、「2人はアフガニスタン南部のザブール州で解放された」と発表している。

 2人はアフガニスタンからドイツのシュトゥットガルトの米軍基地に送られてそこで健康診断を受ける予定になっている。

 ティモシー・ウィークス氏の父親、マービン・ウィークス氏には連邦外務貿易省(DFAT)から電話で伝えられており、「ほっとした。現段階では、息子の解放のために支援を続け、祈ってくださった人々に感謝の言葉を述べたいということだけだ。未だ息子とは話していないし、息子がオーストラリアに戻ってくるのかどうかも知らない。まだ、いろんなことがあり、これ以上は言えないし、息子がオーストラリアに戻ってきたいのかどうかも分からない」と語っている。

 また、「ウィークス氏の解放のためにオーストラリア政府は十分なことをしたか?」という質問に対して、父親のマービン・ウィークス氏は、「もちろん。政府は非常に尽力してくれた」と語っている。

 この交渉の結果、政府に逮捕勾留されていたタリバン・メンバー3人が釈放され、カタールに送られた。アフガニスタンのアシュラフ・ガニー大統領は、「アフガニスタン国民の利益を考えなければならず、非常にむずかしい決断を迫られた」と発表している。
■ソース
Taliban hostages Timothy Weeks and Kevin King released in prisoner swap three years after abduction in Afghanistan

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