セレブ・シェフ・レストランの賃金未払い問題

Dinner by Hestonが450万ドル規模

 セレブリティ・シェフのレストランで従業員への賃金支払い不足が次々と暴かれてきたが、今度はマスターシェフの審査員の一人、ヘストン・ブルメンソール氏のレストランで少なくとも450万ドルの賃金未払い容疑があると伝えられている。

 2月3日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 これまでにも、やはりマスターシェフの審査員だったジョージ・ディミトリオス・カロンバリス氏のMAdE Establishment Groupの経営するレストランで2015年から2019年まで複数回、従業員の賃金に未払い分があったとする決定が出されている(https://www.abc.net.au/news/2017-04-04/george-calombaris-apologises-after-restaurant-staff-underpaid/8412852)。

 また、2019年にはニール・ペリー氏のRockpool Dining Groupも160万ドルの未払い賃金を支払うことで和解している(https://www.abc.net.au/news/2018-10-14/neil-perry-restaurant-group-forks-out-$1.6-million-in-staff-pay/10374894)。
 ブルメンソール氏が看板の高級レストラン、「Dinner by Heston」が、高級レストランとしては過去最高の450万ドルという従業員への未払い賃金を抱えているとの訴えが出されている。

 レストランが従業員への賃金を過少払いしている時に、レストランが店を開いていたクラウン・カジノは、レストランの知的財産ライセンス料として年間197万ドルをレストランに支払っていた。

 エージ、SMH両紙が入手した債権者報告によると、クラウン・カジノはレストランの雇用には関わっていたが、従業員の賃金支払いには関わっていなかったとされている。また、レストランの毎日の売上金はクラウンの銀行口座に振り込まれ、クラウン側はヘストンに対して年間$1の賃貸料を請求していたとされている。

 クラウン側が声明を発表し、「レストラン従業員の賃金支払いは、Dinner by Heston経営企業で、クラウンのテナントであるTipsy Cakeの責任であり、同社が管財人任命を裁判所に申請したことから、クラウンは同社との賃貸契約を打ち切った」と述べている。
■ソース
Dinner by Heston restaurant owes workers $4.5m after wage theft

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