ドリームワールド4人死亡事故の検視法廷結審

2016年の事故までに度重なる安全基準違反

 2月24日、2016年にQLD州ゴールド・コートのテーマ・パーク、ドリームワールドのアトラクション、サンダー・リバー・ラピッズで起きた乗り物の暴走で4人が死亡した事故を調査していたQLD州南東部検視法廷が調査結果を言い渡した。

 事故で亡くなったシンディ・ロウさんの夫マシュー・ロウさんは、「検視法廷が列挙したドリームワールド側の安全基準違反や怠慢の数々には呆然となった」と語っている。

 検視法廷の判決を受けて、QLD州労使調整委員会が職場安全関係法違反容疑の調査を進めることになっている。

 この日、ジェームズ・マクドゥガル検視官は、調査報告を発表するにあたって、「安全面でドリームワールド側に組織的な違反があった。この悲劇は避けようと思えば避けられたことであり、違反や怠慢の数々から事故は起きるべくして起きたことだ」と語っている。

 ABC放送の時事番組「7.30」に出演したロウさんは、「検視官が列挙したドリームワールド側の違反は多すぎて数え切れなかった。しかし、ドリームワールドの様々なところで様々な違反が行われていたことを検視官が極めて総合的に掘り出したことは良かった」と語っている。

 マクドゥガル検視官は、「規制当局が余りにも施設側の自己管理を信頼しすぎている」として、当局のあり方も批判しており、QLD州労使調整委員会が職場安全関係法違反容疑で調査を進めることになっている。

 ロウさんは、「私には何らかの処罰が必要だろうと思えるが、検視官は、規制当局にも怠慢があったことを指摘しており、その当局も事故以来はそれなりにやっているのだろうが、どういう結果になるか関心を持っている」と語っている。

 2016年10月25日、シンディさんと息子のキエランさんがサンダー・リバー・ラピッズの浮き輪のような乗り物に乗っていたが、どこかが’故障し、二つの浮き輪が激突、一つが逆転し、乗っていたシンディさん、ケート・グッドチャイルドさん、ルーク・ドーセットさん、ロージ・アラギさんの4人が死亡している。
■ソース
Dreamworld victim Cindy Low’s husband overwhelmed by ‘amount of failings the coroner documented’

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る