シドニーの高校生9人グループ行きずり暴力を自慢

30代のメルボルン出身の男性、片眼を失明

 先週、シドニー市内ピアモント地区で私立高校生を含む9人の高校生グループが行きずりの男性1人にいいがかりをつけ、多数で殴る蹴るの暴力を加えた上に顔をナイフで切り刻むなどしている。

 9人は逮捕を逃れる工作をする一方、犯行を自慢するなどもしており、少年裁判所では判事が、「悪意に満ちた恐ろしい犯罪」と呼び、保釈請求も却下した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 男性は片眼を失明しており、現在は人為的昏睡状態で、病院では「眼球摘出も必要になるかも知れない」と発表している。

 カイ・ジャン検事は、「被害者は生涯心理的外傷を負うことになるだろう」と述べており、また、9人はスマートフォンのWhatsAppで犯行を自慢したり、逮捕を逃れる計画を相談し合ったりしていた。

 また、予審にあたったジェフリー・ホッグ簡裁判事は、「7月31日にピアモント地区で起きた刺傷事件は、ブレット・ハルクロ被害者(36)にとって非常に重大な人生を変えるような傷を負っている」と発言した。

 9人のうち最初にウェリントンのコブハム少年司法センターの独房からビデオでサリー・ヒルズの少年裁判所に出廷した15歳の少年の保釈請求が却下され、ジャン検事は、「被告人は警察の取り調べに対して少し悔悛の情を示したが、保釈請求は却下すべきだ。被告人は起訴対象となっている暴力傷害事件のグループ・チャットに積極的に加わっており、被害者に傷を負わせたことを誇らしげに自慢し合っている。少年グループは被害者に傷を負わせたことを笑い事のように考えているが、被害者にとっては生涯に残る心理的外傷だ。傷は顔面に生涯残り、そればかりか眼球摘出されありえる非常に重大な犯罪だ」と主張している。

 少年の弁護士は、「犯罪は非常に重大なものだが、自宅軟禁と1日24時間の保護者監督で社会に対する危険は緩和できる」と主張している。

 ホッグ判事は、「被告人は他の者と一緒に何日も逮捕を逃れる手段を考え、犯行を自慢し、さらには9人の中で警察に自供する者がいいれば報復することも話し合っている。とても悔悛の情とは言えない態度だ」と語った。

 15歳の少年が起訴容疑で有罪判決を受ければ最大25年の懲役刑もありえる。

 審理は2020年遅くに開始される予定。
■ソース
Sydney schoolboys allegedly ‘gloated’ about ‘horrific’ random attack

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