「ニューマン、5千ドル政治献金要求」

AWH疑獄調査のICACで証言

 元NSW州労働党政府閣僚エディ・オベイド氏の水道管理企業「オーストラリアン・ウォーター・ホールディングズ(AWH)社の疑獄調査が腐敗摘発調査委員会(ICAC)の手で進められており、特にAWH社を利用して甘い汁を吸っていた、あるいは吸おうとしていた関係者への調査が重点になっている。これまでにアーサー・シノドノス自由党連邦議員がまだ腐敗行為を証明されていないものの、容疑が挙がっていることでトニー・アボット保守連合政権財務副大臣職を辞任している。

 これまでに、ネーサン・リース元NSW州首相が、「AWHは悪者の巣」と呼んでいたことが明らかにされたり、オベイド一味が邪魔になる州首相やシドニー水道局長を排除しようとしたことなどが証言されている。

 さらに、4月7日には、キャンベル・ニューマン現QLD州首相がブリスベン市長を務めていた2007年、AWH幹部の面会申し込みに対して、$5,000の政治献金をするよう交換条件を出したことが証言された。

 現全豪ホテル連合会(パブなどの業者団体)のポール・ニコラオウ会長が、ICACで証言したもので、ニューマン市長とAWHのニック・ディ・ジロラモCEOとの面会を斡旋したとしているが、ニューマン市長が面会の代価としてAWHに対して$5,000の寄付を要求したというもの。委員会所属のジェフリー・ワトソン弁護士が、「それはキャンベル・ニューマン面会料か?」と質問すると、ニコラオウ会長は、「そう解釈していただいて結構」と答えている。また、ニコラオウ証人は、2007年6月にディ・ジロラモCEOに電子メールを送り、「ブリスベン市長は喜んで面会するとのこと。ただし、私が貴下の要請に従い連絡を取っている人物が可及的速やかに$5kを寄付するよう求めている」と伝えたと証言している。また、ニコラオウ会長自身の会社「Solutions R Us」もAWHから4年間にわたりお抱え料を受けていたと証言しているが、受け取った$225,000の代価としてどんなサービスを行ったのかはまったく記録が残っていない。ただし、「電子メールの記録を委員会に提出することはできる」としている。

 また、疑惑の焦点は、お抱え料を受け取っていた時期、ニコラオウ氏は「ミレニアム・フォーラム」の役員を務めており、この団体はNSW州自由党の資金集めの機関として中心的存在だった。また、友人のシノドノス氏はAWH会長を務めている時期に自由党財務を担当しており、AWHから自由党に巨額の政治献金の記録がありながら、AWH会長としても、自由党財務としてもその政治献金についてまったく知らなかったと証言している。(NP)

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