「オーシャン・シールド」が信号受信

MH370捜索海域でさらに2度

 オーストラリアの特殊調査船「オーシャン・シールド」号は、インド洋のWA州パース西北西沖で2度MH370便のものと思われるブラックボックス音響信号を受信したため、同海域でさらに確認のために音響信号受信を待っていたが、4月8日夜にもさらに2度音響信号を受信したと発表されている。

 同海域は中国巡視船「海巡01」号が音響信号を受信したとする位置より北北東の位置だが、行方不明のマレーシア航空機がマレー半島を横断して南に進路を取った場合に考えられる航路上にある。

 アンガス・ヒューストン退役空将が同機捜索本部長に就任しており、9日の記者会見で、「オーシャン・シールド号がパース時間の8日午後と夜遅くに信号を受信した。40km以内の海域で合計4度の信号受信があった。同機が沈んでいる現場はこの海域のどこかにある」と語った。ただし、ブラックボックスは機体の墜落から30日しか電池が続かないため、3月8日に墜落したとしてすでに31日を過ぎており、いつでも信号が止まることが予想される。

 ヒューストン退役空将は、「現場をほぼ突き止めたと思うが、現実に機体を視認するまで確かなことはいえない。さらに信号を受信できれば事故機の所在位置もさらに精確に突き止めることができる。捜索範囲を狭めていくことができれば後は数日でつかめると思う」と語っている。

 この捜索では、所在位置を絞り込んだ段階で自律型無人潜水機(AUV)と呼ばれる深海調査機材が投入される。AUVは、予め設定されたプログラムに従って自動的に潜水航海で捜査活動を続けることができる。当初はソナーを取り付け、正確な位置がつかめれば、ソナーの代わりにカメラを積み込み、海底にまで降りていって海底を撮影することができる。使われる機体は全長5m、全重量750kg、最高速度4ノットだが、水中では3ノットで25時間航行を続けることができる。また、潜水深度は4,500mで、今回の捜索海域では海底までぎりぎりの潜水能力。(NP)

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