豪人男性、金属棒投げられ頭負傷
パプア・ニューギニア(PNG)で、もぐり金鉱夫の住居をPNG警察が焼き討ちしたため、もぐり金鉱夫が金鉱操業所を襲い、操業所に勤めているオーストラリア人男性が負傷した。
PNGの金鉱は過去から環境汚染や土地問題をめぐって鉱山会社と地元住民の対立がしばしば起きている。今回事件が起きたのはバリック金鉱で、豪人社員は、襲撃事件が起きた際に何者かが投げた金属棒を頭に受け、切り傷を負った。バリック鉱山はPNGのポーゲラにあり、国内で最大級鉱山の一つ。
先週、PNG警察のタスク・フォースが違法金鉱夫を集落から追い払い、約20戸の住宅を焼き払った。事件の起きた地域は無許可の違法鉱業活動が激しく地域全体に緊急事態が発令され、警察が緊急事態の一環として取締を行ったもの。
警察では、「立ち退かされたもぐり金鉱夫の一部がオーストラリア人男性を襲ったものだが、被害者は当時施設の損傷を撮影していた。ノーマン・カンボ警視は、「小さな金属物を投げられ、頭蓋骨には達せず、頭の皮を少しはいだだけだった」と発表している。
ポーゲラ・ゴールド・バリック操業所のスポークスマンは、「男性はポーゲラで応急処置を受け、通常のローテンションでオーストラリアに帰国した」と発表している。(NP)