シドニー西部、ライド市長殴られ昏倒

補欠選挙投票所で無所属候補に

 シドニー首都圏西部のライド市議会はゴタゴタが続いているが、議員補欠選挙の投票所でビル・ピッカリング市長が無所属候補に殴られ昏倒するという事件が起きた。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 事件を目撃したロイ・マッジオ副市長は、「プットニー小学校でピッカリング市長がハム・サンドイッチを配っていたところ、ビック・タッグ無所属候補が市長に詰め寄った。そこでタッグ候補がピッカリング市長を殴り、市長は花壇に仰向けに倒れ、痙攣を起こした。

 ライド市はアイバン・ペッチ前市長が腐敗摘発独立調査委員会(ICAC)から「腐敗行為があった」と判断されて辞職、それに伴い、事件当時、同小学校ではライド市東地区補欠選挙投票が行われていた。タッグ氏は自由党ライド市議会議員を務め、ライド市長を務めたこともある。事件前、タッグ氏は投票に来た有権者に話しかけ、「自由党は腐敗している」と言っていたが、ピッカリング市長を見かけて近づき、市長のアゴに殴りつけたとされている。

 ピッカリング市長とマッジオ副市長は自由党員。タッグ氏は商業会議所会頭やライド・ハンターズ・ヒル生涯教育の会長などを務めている。2012年のライド市議会選には東地区から無所属で出馬したが落選していた。事件後直ちに警察官と救急車が派遣され、ピッカリング市長をライド病院に運んだ。病院では精密検査で負傷の程度を調べている。一方、タッグ候補は事件後投票所の小学校から立ち去っており、2月21日当日まったく行方がつかめていない。ICACでは、タッグ氏を選挙献金規制法違反で訴追するかどうか検討するよう検察庁に書類を送っていた。
■ソース
Ryde mayor Bill Pickering knocked unconscious at Putney polling booth

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