リッチモンド・ベール地域でブッシュファイア延焼
2017年後半は、乾燥した暖冬の影響でブッシュファイアの季節が例年より早く始まっているとの警告が国内全州・準州の郡部消防局から出されている。
9月13日、NSW州郡部消防局(RFS)は、ニューカッスル市西方のリッチモンド・ベール地域のブッシュファイアは防火線を突破し、延焼を続けていると発表、地域の民家も危険状態にあると発表した。
ABC放送(電子版)が伝えた。
現場はハンター・バレー地域クリクリの南の田園地帯で、NSW RFSは、「レゲッツ・ドライブ、オーキッド・ロード、ホワイトブリッジ・ロード、リッチモンド・ベール・ロード周辺の民家が危険にさらされていると発表している。
火災の前線は防火線を突破し、レゲッツ・ドライブに向け東進している。RFSでは、「スタンフォード・マーサーの住民は火災状況をよく把握すること。避難するのであれば直ちに避難すること。また、自宅に炎が迫っている場合には熱を直接受けないよう身を守るとともに家屋を火災から守るよう努めることとしている。
リッチモンド・ベール地区の携帯電話などには直接緊急警報が送信された。またRFSの消防タンカー飛行機、トールも火災現場に向かっている。
シドニーのノーザン・ビーチでも12日に発生したビーコン・ヒルの火災は13日になって再び燃え上がっている。
消防士と航空機が現場に到着しているが、住宅には直接の被害はない。
また、本日、シドニー、ハンター、ノース・コースト、州北西部地域では裸火全面禁止が発令された。
■ソース
NSW RFS issues bushfire emergency warning for Richmond Vale blaze, west of Newcastle