州西部に大陸北西部から東南部に強力な熱波
先週末、NSW州の9月の気温としては記録的な高温がシドニー首都圏を初めとして続き、州西部では摂氏40度のところもあったが、27日の昼には州西部で再び先週の記録を上回る高温になった。
ABC放送(電子版)が伝えた。
州北西部ではデルタ気象観測所で摂氏41.3度、バークで40.7度に達している。その他に摂氏41度に達したと予測される町にはティブーブラ、バーク、ライトニング・リッジ、ワルゲット、マンジンディがある。
NSW州内の9月の陽気の記録としては、9月23日にウィルカニアの町で摂氏40.5度を記録しているが、その前となると2004年9月28日に最後の9月の最高高温記録としてワナアリングで摂氏39.6度が記録されている。
気象庁(BoM)のアンドリュー・ヘーグ予報官は、「新しい記録はこの1年の今頃としては異常な高温」と語っている。
郡部消防局最西部管区のボーン・エルズワース・マネージャは、「高気温が心配なのは強い風があるからで、23日は今日と同じ地域で高温だったが、それに伴って強風が吹き込んでいるために危険が増している。ただ一つ助かるのは、日照りが続いたため、地上にあまり燃えるものが育たなかったことだ。局地的な火災はあるだろうが、ブッシュファイアが燃え広がる可能性は小さくなった」と語っている。
NSW州最西部ウィルカニアの北、ホワイト・クリフスの小さな町では時速78kmの風が吹き荒れた。
■ソース
NSW weather: September heat records broken again in Bourke, Delta