シドニー都市圏でまた大粒の雹の襲来

車の窓ガラス割れ、空港はフライトが混乱

 12月19日に続いて20日もシドニー都市圏は午後遅くに雷を伴う嵐に見舞われ、各所で大粒の雹が降った。テニスボール大の雹が降ったところもあり、車の窓ガラスが割れ、ボディにへこみができるなどの被害が出た。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 気象庁(BoM)は、北部海岸のリズモアから南部海岸のモルヤ・ヘッズまでNSW州の東海岸地域に激しい雷を伴う嵐と大雨、破壊的な烈風が荒れ、大粒の雹が降る可能性があると予報していた。

 午後6時頃から嵐も激しくなり、シドニー都市圏西部のオラン・パークやハリントン・パークではテニス・ボール大やゴルフ・ボール大の雹を報告している。

 また、嵐のさなかに駐車中や走行中の車の窓ガラスやサンルーフが破壊された写真がソーシャル・メディアで広まり、タクシーの乗客は、雹がタクシーの後部窓を破って降ってきたと報告している。

 その後、暴風雨警報は州中部高原地帯、中西部傾斜地および平野部などで小粒ながら激しい雹が降ると警告していた。

 BoMは、シドニー都市圏南西部のカシュラ、シドニー都市圏北部海岸地域のベロウラで直径8cmの雹が降ったと伝え、市内に近いパディントン、キャブラマタ、パドストウなどでも大粒の雹を報告している。

 州北西部傾斜地のナラブライやウィー・ウワーでは最大風速140km/h、アッパー・ハンター地域のムルルンダイで114km/h、スコーンで111km/hを記録している。

 シドニー都市圏西部のリッチモンド空港では瞬間風速90km/hを計測している。

 州緊急救援局(SES)では日中から夜までに421件の救援要請に出動した。

 また、シドニー空港では国内線ターミナルが最大90分の遅れを出し、国際線ターミナルでは3時間の遅れを出した。また、62便が欠航し、7便が他の空港に迂回した。

 運輸管理センター発表によると、T3バンクスタウン線が悪天候で給電設備が故障し、一時運休したがその後回復するなどの乱れが出ている。
■ソース
Huge hailstones batter parts of Sydney as a severe storm sweeps through

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