シドニー・オリンピック・パークの高層アパート住民避難

建物で怪音とゆがみ、3000人が不安な夜明かし

 12月24日午後2時45分頃、シドニー・オリンピック・パークにある新築の高層アパートメント・ビルで住民から「建物から何かが割れるような音がする」との訴えがあり、安全のため建物と周辺の住民3000人を避難させた上で、警察官や建設技師が建物の安全検査を行っているが、建物に歪みが出ていることが確認されており、住民はいつ帰れるか分からないまま不安なクリスマス・イブを過ごしている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 シドニー・オパール・タワーと呼ばれる、4か月前に入居の始まった34階建てのアパートメント・ビルで住民が怪音を聞いた他、住民避難にあたった警察官も「建物は1mmか2mmほど動いた」と発表しており、建物のドアがゆがみで開かなくなっていたため、こじ開けて住民を避難させている。

 また、検査が当分続けられるため、安全が確認されるまで警察は付近の鉄道駅やいくつかの道路の閉鎖を続けることになる。

 NSW州消防救助局のグレッグ・ライト消防監代理は、「建物の10階で亀裂が起きており、建物が動いた形跡はあるが、朝以降は動きは見られない。建物の動きを監視するレーザー装置を使って監視を続けている」と発表している。

 住民はシドニー市内ムア・パークにある「ロイヤル・ホール・オブ・インダストリーズ」に設定された避難センターでクリスマスを過ごすことになり、いつ戻れるかも分からない。

 住民からは、「建物の内部で何かが折れるような大きな音がした」とか、「2,3日前にドアがおかしくなっているのに気づいた。ちゃんと閉まらないようになっていたし、強い風が吹くと揺れるような感じがあった」と証言している。

 建物は国内のベーツ・スマート建設事務所が設計し、不動産開発業者イコーブ社が開発した建物で、イコーブ社は近くのブーメラン・ビルディングも開発している。
■ソース
Sydney Opal Tower apartment building evacuated after reports of cracking noises

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