NSW州全域を寒冷前線通過、冷たい南の風

熱い北西風から風向き変わり破滅的な火災リスク

 11月12日、NSW州全域で70箇所、300を超えるブッシュファイアが終日報道されているが、気象庁(BoM)は、寒冷前線がNSW州を通過中で、この日の高温乾燥気象から南の冷たい強い風に変わると発表している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 NSW州は破滅的なブッシュファイアの状況が続いているが、南の低気圧の移動に伴う寒冷前線が州を東に移動しており、この状況も極点に達すると予報されている。

 この寒冷前線の移動により、シドニー、イラワラ、ハンターの各地域に平均60km/hから70km/hの強風注意報が発令されており、ブッシュファイアがさらに煽られ、被害を大きくする可能性がある。

 寒冷前線は12日夕刻には州南部から西部にかけて東に移動しており、13日午前には北東部に達する見込みで、南の風を州東部にもたらし、海岸線を北に進み、13日午前8時頃にはNSW州を抜けると見られている。

 そのため、ウロンゴンでは午後5時から8時の間に気温が19度下がり、シドニー地域でも36度から19度になると予報されている。

 このような気温の変化にも関わらず、これまで火災は北の風に煽られ南東に長く伸びてきた。しかし、寒冷前線が南西ないし南風をもたらすと、長く伸びた火災が横風を受け、幅広い火炎前線となって北東ないし東の方向に移動するようになる。

 そのため、現在ブッシュファイアが起きている地域の東側は危険な事態になる危険がある。さらに、この強風では火の粉は火炎前線から30km離れた土地まで飛ぶことがあるとされている。
■ソース
A cold front is sweeping across New South Wales ? so how will it impact fire conditions?

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