今週末、再びNSW、VIC、SA、ACTに悪気象

WA州には寒冷前線接近するも小休止には遠く

 気象庁(BoM)は、今週末にはNSW、VIC、SA3州とACTが再びブッシュファイアの危険の高まる気象条件になると予報している。また、インド洋ダイポール(IOD)がニュートラルになり、寒冷前線がWA州に接近しているが、大陸南東部諸州に小休止が訪れる見込みはまだ遠いとしている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 VIC州最東部マラクータでは住民や旅行者が砂浜まで追い詰められ、「水に入って難を逃れるよう」指示されていたが、海側から船で水や食料などの物資が届けられた。一方、NSW州南部のブッシュファイアで死者は7人にのぼり、家屋176棟が全焼している。

 今週末の高温乾燥気象はWA州に接近している寒冷前線が州の一部の地域に雨を降らせる見込みで、大陸中央部の熱い気団を発散させるのではないかと期待されている。

 寒冷前線はWA州南西海岸に近づいており、大陸を東に進む間に大陸中央部の熱い気団を東に引きずり、それが週末には大陸南東部諸州に再び火災の危険を高めると予想されている。

 ただし、WA州北部と中央部では降雨の見込みも高く、この2,3か月の間、大陸中央部に居座っていた高温の気団が発散する可能性も期待されている。

 大陸東海岸では今週初めにも小雨がぱらつく見込みがあったが、BoMによれば10mmの降雨があっただけだった。

 また、BoMの気候学者、アガタ・イミエルスカ氏は、「10mmの降雨では大した量ではなく、旱魃を緩和するほどのことは起きない。現在のところ、ブッシュファイアや旱魃を緩和するほどの雨はまったく期待できない」と語っている。
■ソース
BOM weather forecast for NSW, Vic, SA and ACT grim as cold front approaches WA

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