1月10日、NSW州は再びブッシュファイアの危険

「今季最後の」高温乾燥強風気象条件が到達

 1月10日の金曜日、東に移動していた熱波が大陸南東部に到達すると予報されており、高温乾燥に加えて予想のつかない風のため、NSW州を含めたこの地域のブッシュファイアの再燃が警戒されている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 NSW州政府はブッシュファイアで壊滅させられた町の復興援助として10億ドルを用意すると発表した。一方、2500人の消防士が金曜日の気象条件悪化の前に防火帯の強化に邁進している。

 NSW州は危険な気象条件が予報されているが、スノーイー・マウンテン地域には激しい気象条件警報が発令されている。

 10日午後には熱暑乾燥強風もピークに達し、週末にかけてNSW、SA、VIC各州のブッシュファイア危機を悪化させる見込みになっている。

 スコット・モリソン連邦首相は、「金曜日は東部諸州にとっては困難な日になるだろう。南部東部で火災の危険が増大し、土曜日には東部海岸地域に広がるだろう」と語っている。

 NSW州では1月9日段階で120箇所のブッシュファイアが燃えており、そのうち60箇所近くが手のつけられない状態にある。

 NSW州郡部消防局(RFS)広報担当官のジョンティ・ブルース氏は、「南部海岸地域、南部高原地帯、スノーイー・マウンテン地域でブッシュファイアの火勢が強くなる可能性がある。高気温の北西風が午後には南または南西の風に変わり、火勢が強まるおそれがある。理由がない限り、火災の危険の高いところには近寄らないようにしてもらいたい」と語っている。

 モナロRFSは、「クーマ・モナロ地域は依然として旅行者退去ゾーンに指定されている。また、ブッシュファイアで生命の危険を感じるならクーマまたはボンバラに避難してもらいたい。金曜日はまた危険な日になると予想されている」と発表している。

 また、南部海岸地域のナルーマ、モルヤ、テュロス、ベイトマンズ・ベイ以外の土地の住民はいつでも逃げられる用意をしておくようRFSから警報が出されている。

 NSW州の今季の家屋焼失は1870棟、オーストラリア全土の死者は27人にのぼっている。
■ソース
‘A difficult day’: NSW braces for return of severe bushfire conditions

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