QLD、遠泳ワラビー、6.2km沖で救助される

1964年東京オリンピックで女子100m自由形3連覇を達成したドーン・フレーザーにちなんで「ドーニー」と命名

 2月6日付ABC放送(電子版)は、QLD州南東部の沖合で泳ぎ疲れていたワラビーが救助されたと伝えている。

 陸上動物が海や川を泳いでいて救助されることはしばしばあるが、6.2kmというのはかなり珍しい。

 警察の発表によると、1月29日、ノース・ストラドブローク島の沖合を犬かきで泳いでいるワラビーを見つけ、約2時間にわたって見張っていた。

 発見者は、ワラビーを助ける際にワラビーに引っかかれたり噛まれたりすることをおそれ、助けることができなかった。しかし、ワラビーが弱っていく様子だったので助けを呼んだ。

 水上警察のジーン・ヒル巡査部長代理が現場に到着した頃にはワラビーは弱っており、心理的にも参っている様子だった、と語っている。

 ヒル警察官は、「日頃の緊急救助活動で、人間の救助と同じ気持ちでワラビーをゴム・ボートにすくい上げた。その後、身体の保温と爪の被害を避けるためにワラビーを救助袋に入れて陸上に連れ帰った。助けられて安心した様子で抵抗もせず、ボートではいかにもほっとした様子だった」と語っている。

 ヒル警察官は、「岸に戻るまで抱いてやったが、いやがる様子もなく、心地よさそうだった。他の警察官も満足げだった。自分の7年間の警察勤めで最高の救助活動だった」と語っている。

 ワラビーは、1964年東京オリンピックの水泳金メダル選手、ドーン・フレーザー氏にちなんで、「ドーニー」と名付けられたが、ノース・ストラドブローク島につくと林に放された。

 ヒル警察官は、「最初は少しおぼつかなげだったがそのうちに元気を取り戻して跳ねていった。どうしてそんなに遠くまで泳いでいったのか分からないが、ひょっとすると離岸流に乗せられたのかも知れない。ワラビーはかなりの距離を泳ぐことを知ったが、6.2kmというのは記録ものだと思う。よくおよいだものだ」と語っている。
■ソース
Wallaby rescued from sea off North Stradbroke Island

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