豪人2人を乗せたクルーズ船さらに1隻日本寄港拒否

フィリピン、韓国、台湾も拒否で米海軍に救助要請

 香港から乗船したアデレードの夫婦など、1,455人の乗るHolland America Lineのクルーズ船、Westerdamが日本で寄港を拒否された。同船はフィリピン、韓国、台湾からも寄港を拒否されており、船長が米海軍に救助要請したと伝えられている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 横浜で着岸しているが、2週間の隔離を命じられているDiamond Princessの3,700人のうち61人が新型コロナウィルス陽性と判定されており、223人のオーストラリア人船客を含め、全員が船室に閉じこもっているよう指示されている。

 一方、Westerdamではまだ1人の患者も出ていないが、SA州出身のデビッド・ホルストさんとジュディ・ホルストさんのように、ベトナムからクルーズに乗り、香港では船客が下船して香港市内を回った。香港は大陸中国と違って他の国から交通封鎖されていないが、すでにマニラで入港を拒否され、日本から5日後に寄港するはずだった韓国も入港拒否を通告してきている。

 デビッド・ホルストさんは、「海に捨てられたような気分だ。船長は米国務省や米海軍とも話し合い、クルーズ船の落ち着き先を探していると放送した。航海を続けられる食料も燃料もあるが目的地が分からなくなっている」と語っている。

 Holland Americaの声明によると、日本では石垣島、沖縄、長崎、福岡と寄港し、2月15日に横浜に入るはずだった。また、同船は検疫隔離をされておらず、ウィルス発病者もいないとしている。

 Westerdamでは、まだ乗客は自由に船内を歩き回れるが、ホルストさんは、「これもいつ船室内に閉じこもるよう指示が出るか分からない」と語っている。

 また、「香港寄港前にHolland America本社に宛てて、香港寄港を中止するよう要請する電子メールを4通送ったがなしのつぶてだった」と語っている。

 同クルーズ船は香港を2月1日に発ち、14日間の台湾、日本クルーズだったが、ホルスト夫妻を含めて687人は同船の前のクルーズ旅程から継続して乗り込んでいた。
■ソース
Stricken cruise ship passengers ‘abandoned at sea’ after being denied entry to Japan

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