ダイアモンド・プリンセスでCOVID-19豪人患者

WA州民としては初の感染例

 横浜で検疫隔離を受けているダイアモンド・プリンセスでパース出身の男性(80)がCOVID-19に感染していることが判明した。WA州民としては初の感染例となった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同クルーズ船は、2月4日以来横浜港に停泊しており、物資の供給や発病者の病院への隔離収容などが続いているが、3,800人近い乗客、乗員からはすでに200人ほどの新型コロナウィルス感染者が出ている。14日間という潜伏期間から、いずれも隔離措置以前に船内で感染したものと見られている。

 男性は、妻、娘の3人で乗り込んでおり、14日朝に検査を受けて陽性と判定され、後に病院に隔離収容されることになったが、妻、娘は船内に留まっている。

 感染患者は全員船から降ろされ、陰圧室を備えた感染症専門の病棟に収容の上、保護具に身を包んだ医師と看護師の治療を受けている。

 男性の娘は、「父は携帯電話を持っておらず、病院に収容された後はどうやって連絡を保てばいいのか分からない。両親は2人とも何の症状もなく、むしろ快調なくらいだったのに、父だけが検査で陽性と判定された。2人とも少し腹の調子が悪かったがたぶん食べ物のせいだろうと考えていた。まったく訳が分からない」と語っている。

 3人のうち、男性だけがCOVID-19に感染した原因はまだ不明だが、娘は、「厨房の船員も発病しているとの話だし、食事が原因ではないかといわれている。父と連絡が取れなくなるのが不安だ」と語っている。3人は東京のオーストラリア大使館とも連絡を取り合っており、大使館からはことあるごとに電子メールで情報が入ると語っている。

 しかし、男性の妻(77)は、これまで2月19日に隔離期限が来るはずだったが、陽性患者と濃厚接触したことが判明したため、さらに14日間延長される可能性がある。

 また、「日本政府は、陸上の隔離施設に移ることもできると伝えているが、まだどんなものかも分からないし、船にいる方がまだ豪華なだけましだと思える」と語っている。
■ソース
Perth man diagnosed with coronavirus on quarantined Diamond Princess cruise ship in Yokohama

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