「ネオナチがオーストラリアの直面する最大の脅威」

ASIO局長が国内で極右の台頭を警告

 オーストラリアの複数の情報機関の中でも外国情報機関に対抗し、外国勢力の侵入や介入を監視する機関がASIOで、マイク・バージェスASIO局長は、ネオナチの台頭が現在オーストラリアにとって最も難しい脅威として台頭しつつあると警告している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 バージェス局長の講演は、キャンベラのASIO本部内で外交官や諜報機関員を集めて行われ、外国勢力の諜報活動や内政干渉活動は冷戦期間中よりも激しくなっていると語っている。

 この講演は、ASIOの年次国家脅威評価発表の場であり、オーストラリア国内での極右派テロ攻撃はすでに「あり得る」段階に入っており、極右派が13歳や14歳の子供を引き入れようとしていることは非常に懸念されることだとしている。

 また、テロ活動の情報で捜査を進めているが、その数は1年前に比べると倍になっている。また、テロリズムの性格も常に進化しており、今後さらに広く分散し、様々な様相を示すようになると考えられる。ASIOは何年も前から極右活動をつかんでいるが、クライストチャーチの大量殺害事件以後明確な形を取り始めている。オーストラリアでは、極右派の脅威は現実的であり、ますま大きくなっている。国内各地の住宅地で極右派小細胞が定期的に会合を開いてナチ旗に敬礼し、武器を点検し、戦闘訓練を行い、ヘイト・イデオロギーの研修を行っている」と語っている。

 バージェス局長は、「極右団体はこれまでよりはるかに堅固な組織になっており、しかも組織警備でもしっかりしたものになっている。また、オーストラリアの極右過激派は世界中の極右派との連携を深める努力をしている。

 バージェス局長は、ASIOが極右過激派の活動を監視し、阻止するよう努めていると語っている。
■ソース
Neo-Nazis among Australia’s most challenging security threats, ASIO boss Mike Burgess warns

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