大陸各地で霜、氷点下の気温、吹雪

南氷洋の空気を伴う寒冷前線が東進

 オーストラリア大陸の南にあった大きな低気圧が南氷洋からの冷たく湿った空気を引き込んで東進、5月2日夜半から3日朝にかけて、VIC、NSW両州からQLD州までの広い地域に霜、氷点下の気温、吹雪をもたらすと予報されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この低気圧はこれまでの数日、大陸南部を東に進み、3日朝までにはタスマン海に抜ける見込みだが、来週末にも再び似たような気象条件になると予報されている。また、4日の朝にはSA州東部にも霜が広がる見込み。

 気象庁(BoM)では、「初秋にこのような寒冷な気象条件は非常に珍しい。3日の朝までにかけての気温はQLD州のロックハンプトンからSA州のセデューナにかけての地域で気温は例年よりも2度から6度程度下回る見込み」と予報している。

 また、VIC州の低地からNSW州南部山岳地域にかけては5月平均気温を10度も下回ることも予想され、降雪も見られるが、この数日に記録されたほどの量にはならない。

 また山岳地域では時速120kmの強風も予想されるが3日朝までには風も弱まる見込み。このような気象条件は真冬には珍しいことではないが、初秋には珍しいと発表している。

 低気圧がタスマン海に去れば、この寒気も東に抜けるが、5月7日頃には次の低気圧がWA州を通過して大陸を東進、再び強風と冷気をもたらすことになる。

 この低気圧の影響で、NSW州のシドニー、中部、南部の沿岸部では波浪注意報が出されており、磯釣りや船釣りには危険な条件になる他、海岸部には激しい波浪が打ち寄せるため、砂浜などの浸食がさらに激しくなると予想されている。

 また、州内陸部でも寒気と暴風雨のため、牧場の家畜には危険な条件になる。特に毛刈りが済んだばかりの羊や子羊にはきわめて厳しい気象条件になると警報が出されている。
■ソース
Frost, sub-zero temperatures and blizzards possible as cold front moves across south-east

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