WA州沖合インド洋に元熱帯性サイクロン接近

WA州西海岸ほぼ全域に10年に一度の暴風雨

 5月22日、WA州沖合のインド洋上にあった熱帯性サイクロンのマンガは熱帯性低気圧に格下げになったが、ココス・キーリング諸島の南西をWA州北西海岸に向かって進んでおり、もう一つの低気圧とともに24日頃からWA州で影響が現れ始めると予想される。瞬間風速は時速130kmにもなることが予想され、ブルームとカルバリの間の地域では最高雨量100mmも予想されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 元熱帯性サイクロン・マンガは24日から25日にかけてWA州沿岸を南に移動するため、1,000kmを越える海岸線で異常高潮になると予想され、警報は中西部のカラサから南のエスペランスまで広い地域に伸びている。

 気象庁(BoM)のジェームズ・アシュリー州マネージャは、「WA州でこのような条件になるのは、この時期としては異例だし、これほど州の広い地域に広がるというのも異例だ」と語っている。

 パース市は日曜日から1週間雨模様の気象条件が続くとみられているが、どの地域がもっとも影響が大きいかを判断するのも難しい。おそらくいくつかの地域で被災が大きくなるのではないか。西海岸全域が大きな被害を受ける可能性があると思われる。二つの低気圧が南北で猛威を振るう可能性もある。

 23日には嵐の前の静けさでパース市内では日光浴をする市民の姿もあったが、消防緊急救援局(DFES)のジョン・ブルームホール副長官が、「家周りを強風に備えて補強しておく必要がある。また、風で飛びやすいものは屋内に入れたり、固定しておく必要がある。普段の嵐は南西から来るのだが、この低気圧は北西部からやってきており、風向きがいつもとは異なるため、十分考えた用意が必要になる。また、波浪は8mにもなることが予想されるため水辺には行かないよう。少数の人の愚かな行為のために海上救助ボランティアが生命の危険にさらされることは望まない」と語っている。

 また、WA州の南半分には全面裸火禁止令が出されており、ブッシュファイア予防のための野焼きも中止の命令が出されている。
■ソース
Ex-Tropical Cyclone Mangga set to bring ‘once-in-a-decade’ storm to Western Australia

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